アイフル、3期ぶりに最終黒字 12年3月期

アイフル関連の記事を二つ紹介します。

まずは、【アイフル、3期ぶりに最終黒字 12年3月期】
事業再生ADR(裁判以外の紛争解決)による経営再建中のアイフルは2日、2012年3月期の連結最終損益が170億円の黒字になったもようだと発表した。前の期は319億円の赤字。顧客が払い過ぎた利息(過払い金)の返還に備える引当金の繰り入れがなくなり、3期ぶりの最終黒字を確保した。

同社は将来発生する引当金として、10年3月期に2573億円、11年3月期に769億円を計上していた。ただ返還請求は減っておらず、追加の引き当てを求められる可能性もある。売上高に相当する「営業収益」は、前の期に比べ約22%減の1140億円となったもようだ。貸付金の減少が響いた。

同社は「貸金業への規制を強化した改正貸金業法の影響や、過払い金の返還請求の動向が不透明だ」として、業績予想を公表していなかった。[日経新聞]

もうひとつは、【アイフル、希望退職に341人応募=想定上回る、特別損失21億円を計上】
また、アイフルは27日、4月に募集した希望退職に341人が応募したと発表した。グループの全正社員(1907人)の1割強に当たる250人を想定していたが、それを上回った。6月末に退職する。契約社員や派遣社員も200人程度削減する方針だ。[時事ドットコム]

消費者ローンも、借入総額を制限する改正貸金業法が完全施行された2010年6月以降、減少傾向が続いてきたが、3か月連続増加と改善の兆しが出てきました。
また、新しいCMにバナナマンを起用してアイフルは新規融資に注力しています。
危ない、次はここだと言われていましたが、このまま業績は安定してアイフルは落ち着くのでしょうか?

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経営破綻した貸金業者一覧

最盛期には4万7000社(1986年)あった消費者金融は、現在は2390社(2012年1月)にまで落ち込んでおり、淘汰のスピードは弱まりません。消費者金融業界最大手の武富士でさえ、過払い利息の返還に応ずる体力はありませんでした。ましてや中小の貸金業者に、これに応ずる資本の蓄えがないのは明らかです。約9割の貸金業者が淘汰されたのは、当然の成り行きと言えます。

【経営破綻した貸金業者一覧】
以下の年表は経営破綻した貸金業者の中から一部を抜き出してたものです。

2007年9月 株式会社クレディア (民事再生)
2008年3月 アエル株式会社 (民事再生)
2008年7月 株式会社オークス (民事再生)
2008年8月 上毛ローン上毛與信株式会社 (破産)
2008年12月 株式会社レタスカード (破産)
2009年4月 株式会社SFCG (破産)
2009年4月 マキコーポレーション株式会社 (民事再生)
2009年4月 株式会社丸証 (破産)
2009年6月 株式会社ロビンス (特別清算)
2009年9月 アイフル株式会社 (事業再生ADR)
2009年10月 株式会社神田商事 (破産)
2009年11月 株式会社ロプロ (会社更生)
2010年3月 株式会社オリカキャピタル (破産)
2010年6月 株式会社フォーメイト (破産)
2010年9月 株式会社クレッセ (破産)
2010年9月 協同組合マリンヨコハマ (破産)
       株式会社マリンヨコハマ (破産)
2010年9月 日本振興銀行株式会社 (民事再生)
2010年9月 株式会社武富士 (会社更生)
2011年3月 株式会社首都圏ファイナンス (破産)
2011年4月 丸和商事株式会社 (民事再生)
2011年8月 株式会社SFコーポレーション (破産)
2011年8月 株式会社エージーカード (特別清算)

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Jトラスト、武富士の事業を252億円で継承

スポンサー問題で色々あった武富士ですが、3月1日にしれっと「株式会社武富士」から「TFK株式会社」へ商号変更しました。

Jトラストは3月1日、会社更生手続き中の武富士の消費者金融事業を会社分割により取得した、と発表した。Jトラストの連結子会社で商工ローン大手のロプロが、同日付で取得対価の約252億円を支払い、事業を継承した。

武富士本体は社名をTFKと改め、今回の事業売却収入などを原資に債権者への弁済に当たる。弁済率は、当初の計画通り3.3%を維持する見通し。

武富士の再建をめぐっては、スポンサーに決まっていた韓国企業が資金不足などで撤退するなど混乱したが、昨年末にJトラストが新スポンサーに選定されていた。

ロプロでは継承した武富士の顧客基盤を生かし、信用保証業務などを強化していく。武富士側から約300人の社員がロプロへ移籍する見通し。[MSN産経ニュース]

商号から武富士の名は消滅しましたが、武富士ブランドは引き続き使用していくようです。
吸収したロプロのロゴも面白いことになってますね。
>>http://www.takefuji.co.jp/main.html

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ネオライングループ再編 子会社の切り捨て

1月31日付けのネオラインホールディングスのホームページに同社のグループ再編における重要なお知らせがリリースされた。

クロスシード株式会社(ネオラインキャピタル株式会社)・株式会社バッカーズ・株式会社ヴァラモス(トライト株式会社)・アペンタクル株式会社(株式会社ワイド)・株式会社コムレイド(株式会社ティーシーエム)・株式会社クラヴィス(株式会社タンポート)・株式会社フロックスカード(株式会社セシールクレジットサービス)のグループ会社の全株式を第三者に譲渡してネオライングループと資本関係が無くなったとのことです。

グループ再編に関するお知らせ(ネオラインホールディングス)
>>http://neoline.co.jp/topics/pdf/20120131.pdf

また、また、ネオラインキャピタルは、貸金業廃止すると共に、クロスシードと商号変更した。

貸金業廃止、並びに新規申込受付中止のお知らせ(ネオラインキャピタル株式会社)
>>http://neolinecapital.jp/topics/20120130_01.pdf#zoom=100
商号変更について(ネオラインキャピタル株式会社)
>>http://neolinecapital.jp/topics/20120130_02.pdf#zoom=100

ネオライングループは業績の悪い貸金業者をタダ同然の値段で買取って、債務である過払いは基本的には無視するかゼロに近い金額を返還し、債権である借入が残る債務者に対しては訴訟をしてでも利息まで付けてなんとしてでも全額回収するという会社です。

ネオラインはどこに向かっているのか(はなみずき司法書士事務所)
>>http://www.8732ki.com/blog/archives/1007

「グループ会社の全株式を第三者に譲渡」とありますが、通常株式の譲渡先は公表されます。
第三者とは誰なのか?

ネオライングループの子会社切り捨ては、業界では噂になっていました。

ネオラインがトカゲの尻尾切りを断行!(司法書士による過払い請求、債務整理 in 大阪)
>>http://jyuso13.blog137.fc2.com/blog-entry-613.html

ネオラインホールディングス クラヴィス等、子会社を切り捨てる
(司法書士による過払い請求、債務整理の実況中継)
>>http://plaza.rakuten.co.jp/sihou/diary/201201310000/

ネオラインのやりたい放題は、誰にも止められないのでしょうか??

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Jトラストが武富士新スポンサーに 武富士ブランドは廃止

12月28日に会社更生手続き中の武富士が、事業買収資金の支払いなど契約が履行されなかったことを理由に、韓国消費者金融大手「A&Pファイナンシャル」とのスポンサー契約を解除し、金融大手のJトラストと新たなスポンサー契約を締結したと発表されました。

迷走する武富士のスポンサー選定でしたが、出来レースのように感じるのは私だけではないようです。

Jトラストは当初310億円近い額で手を挙げていたが何らかの理由でA&Pに決定した。
A&Pは280億円で買収する予定だったが、10月1日時点で承継する資産の評価(価値)は約250億円に下がった。それにも関わらずA&Pは資金の手当てがつかなかった事により本件スポンサードから撤退した。
ちなみに、Jトラストが拠出する分割対価は約252億円である。

>>Jトラスト株式会社武富士の再建支援に係るスポンサー契約締結に関するお知らせ
(新宿の司法書士関根圭吾の業務日誌さん)

問題は、スポンサーが変更され、支援金が大きく減っているのに弁済率が3.3%と変わらないのはなぜなんでしょう?支援金が減少すれば、弁済率も減らされるのが当然なのでは?
やはり弁済率を低く計算していたのでは?

>>武富士 管財作業に疑念 〜財産評定に詐称か?隠蔽体質にも疑問〜(武富士株主奮闘記さん)

A&Pファイナンシャルがこのようなことになり、
結局、Jトラストに対して当初の入札額より60億弱もの安値で売却されることになってしまいました。

今回の更正手続きによって多くの債権者が損失を蒙ることになっている以上、
この不始末の責任はしっかりととってもらいたいものですね。

>>《会社更生》武富士のスポンサーがJトラストに変更・・そしてこの不始末の責任
(司法書士 志村理のブログ 『うたた寝』さん)

以下、日経新聞より引用

【Jトラスト、「武富士ブランド」廃止 融資保証に注力】

経営破綻した消費者金融大手、武富士のスポンサーに決まった中堅ノンバンクのJトラストは「武富士」ブランドを使った新規融資は実施しない方針だ。今後は新規融資は手控え、銀行向けの保証業務に注力。武富士の顧客基盤を活用し、提携先の銀行を拡大していく。

Jトラストの藤沢信義社長は武富士買収は「ノウハウを引き継ぎ、業務提携先である銀行の保証業務を伸ばすのが目的だ」と述べた。Jトラストは東京スター銀行や西京銀行と融資保証業務で提携している。今後は武富士の顧客基盤を使って提携先を広げる計画。昨年秋には約130億円だった融資保証の残高を3年後をメドに約1000億円に拡大する。

Jトラストはグループ傘下の商工ローン大手ロプロを受け皿会社として、3月に武富士の事業を引き継ぐ。武富士の社員については今月中にも希望者をロプロに転籍させる考えだ。

以下、引用終わり。

武富士に債務が残っている人は注意が必要です。
悪名高いJトラスト。債務整理・延滞などがあれば即一括請求してきます。

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